エネルギッシュな線画 篠崎理一郎さんの個展を見に行ったり ホウロウ看板展見に行ったり
いやぁ久々に休みっぽい休みしてる気が。お仕事できるかな。
そんなこんなで昨日は薩摩川内市のU1スペースでやっている篠崎理一郎の個展を見に行きました。
篠崎さんの絵は1~2年前にアートマーケットか何かで初めて見ました。
その時はなんだこれは!キチガイものすごくエネルギッシュだ!と感動したのを覚えています。
色々賞を取ったり活動も幅広くやっているみたいなので、今鹿児島出身の若手アーティストさんで一番勢いがあるんじゃないですかね。(そこまで鹿児島出身アーティスト知ってるわけじゃないですが)
残念ながらちょうどお盆ということもあってか、会場には篠崎さんおらず、ご挨拶出来ませんでしたが、予想以上の点数の絵が飾られていてものすごく楽しむことが出来ました。
篠崎さんの絵はボールペンで細かく細かく書いていく線画です。
なんというかカルト的というか偏執狂というか、ただならぬエネルギーを感じます。
しかし決しておどろおどろしいわけでなく、細かいところを見るとカエルさんがいたり、小さなフキダシで何か言っている顔がいたり、本人は多分いい人(写真見るとめっちゃいい人そう)。
細かい部分をずーっと見て一日を過ごしたい感じの絵です。
ミクロな部分と、ミドルレンジ、一歩下がって、と見る距離によって見えてくる物が変わってくるのも面白いですね。
篠崎さんは大学でフラクタルの勉強をしていたとのことで、このようなフラクタル的なアートに興味を持たれたそうです。
なるほど、数学の研究している人の頭のなかはこんな肝心なんですねぇ。
人の頭のなかをひっくり返して覗きこんでみたような魅力的な絵をこれからも期待しています。
画像:ReeeeeAcH ART GALLEY | RiiCHIROU SHINOZAKI ILLUST PORTFORIO
↑篠崎さんの絵がたくさんあるよ
で、その後その足でさつま川内駅に行ってきました。
薩摩川内市のFM局「FMさつませんだい」の企画展「ほうろう看板展」というのをやっていたのです。
ほうろう看板とは、古い家などの外壁に括りつけられているボンカレーとかのあれ、あれです。
薩摩川内市には結構たくさんほうろう看板があるらしく、その情報をリスナーさんから集めて、撮ってきた写真をFMさつませんだいのロビーに飾っているのです。
リスナーさんからお借りしてきたという実物のほうろう看板もあって、中々近くで見る機会がないので面白い。
ほうろう看板てもうちょっと薄いのかと思ったんですけど、やっぱりほうろうだけあって中々厚いんですね。
手に取れるサンプルとかもありました。
ずっしり重いです。
そんな感じで楽しめた上、FMさつませんだいのパーソナリティーなおちゃんさんとすっげーお久しぶりに会うことが出来て、相変わらず可愛らしい方で良かったです(何が?)。
そしてたこ焼き食べて帰りました。
おわり。