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pero_peroのこじんてきなにっきです。毎日書きたいです。

すごく不味い海鮮丼を食った話

 

 

とまあこの2つのツイートで完結しちゃうんだけど、まだちょっと悶々としているのでもうちょっと書くよ。
ちなみに僕のもやもやを吐き出してるだけなので、内容的には全然面白くないです!!

 

一昨日はお仕事で他所の会社でワークショップ的な事をやってまして。
一連のワークショップの最後の回だったのですが、とても良い感じで終わって、そこの社員さんも「すごく良かったです!」「丸裸にされたみたいでした…でもそれがいい!」と大喜び、こっちもそんだけ喜んでもらえれば嬉しいですよね。

 

で終わったのが12時前くらい。
ワークショップを仕切っていたうちの元代表、通称I女史と「そろそろ昼だし飯でも食べながら反省会でもします?」ってなって、そこからさほど遠くない、食べ物やさんが何軒か並ぶ界隈にやって来ました。
車を停める前に、お店達の前を何食べたいっすか〜と、ゆるーっと車で舐めていたのですが、最初はラーメンでもすすりましょうか、みたいな感じだったんですが、並びの端っこに新しく寿司屋ができていまして、I女史が「ここどうよ」とか言い出しまして。

 

正直オーラが無いというか、ぱっとしない店構えだったんですが、店の前になんかA型看板でランチらしきものもでてるので、ちょっと見てみますか、ってことで車停めてお店の前まで行ってみたんです。
海鮮丼ランチ880円、握りランチ880円、あら炊きランチ800円、カレーうどん650円、とかそんな感じで、あと幾つか書いてあったけど忘れた。
もう看板からもオーラは感じないんです。
ここで引き返すべきだったんです。

 

なんかI女史は寿司気分っぽいのですが、一応「どう、そそる?」と聞いてみたところ「うーん…あ、でもあら炊きとかあるならあら炊きでもいいか」とか言い出して、もはやそれ寿司に全然期待してないじゃんと思いつつ「じゃあちょっと試しに入ってみようか」ってなって。
だってそもそも海鮮丼とかそもそも魚の量が多いか少ないかくらいで、不味くするのってなかなか難しいじゃん。
そう思いますよね。

 

んな感じで店内に入ると、にこやかな頭をツルツルに丸めたハゲの大将が「いらっしゃい!」とそこそこのテンションで迎えてくれて、それはいいのだけど店内がそこはかとなくチープで不安が増しました。
テーブルやら醤油差しが、町の食堂以下というか全部100円ショップで揃えたのでは、みたいな感じで、まあでも器を食べるわけじゃないし、常連らしきオッサンが二人昼間からビール飲んでるから大丈夫かな?(根拠ゼロ)

 

そんな訳でI女史が海鮮丼、僕があら炊きを注文しまして、いざ実食です。
やってきた海鮮丼を見てまずびっくりですよ。
普通盛り付けとか立体的に盛るじゃないですか、一応プロのお店に来ているわけですから多少は盛りつけて欲しいじゃないですか。
平面。ぺたんこ。押し寿司かと。貧乳かと。
貧乳は食べたいけどこの魚介のぺたんこは食べたくないっすよ。


そもそもI女史寿司とか好きなはずなのに、2〜3口食ってから「あら炊きと交換してもいいよ」とか言い出しやがって。
んで交換したのですが、もうタイトルに不味いって書いているから結論から先に言うけど、まずかったです。
酢飯はまあごはんとして一応成り立ってるんですが、何故か錦糸卵のボリュームがすごい。
錦糸卵丼かというくらい多い。しかもよくわからないけど何か冷蔵庫的なにおいがする。
魚も全てが薄くて謎。
魚のボリュームが圧倒的に少なくて、でんぶとか乗ってる。
いやでんぶは好きよ?でも海鮮丼にでんぶは存在感あるほど乗っけなくね?
あと、マグロがあるかと思ってつまんだらかんぴょうだった。
かんぴょうも好きよ?
でもかんぴょうが存在感有るほど乗った海鮮丼とかなくね?

 

 

ごはんをゆっくり食べて、食後の珈琲を飲みながら反省会でもしよっかという気分はスコーンと無くなって、もう二人で無言で食べました。

で、常識人なのでにこやかに会計を済まして、お店をでてそのまま向かいにあるMacへ直行してコーヒー頼んで、もう大爆発ですよ(僕が)。

「すごいね!あれでよくお店開こうと思ったね!」
「あれ、怒ってる?」
「いや、怒ってないよ!でも普通の感覚であれでいいと思わなくね?」
「やっぱり怒ってるでしょ?」
「怒ってないよ!僕は不味い海鮮丼を出されても心が広いので怒りません。でもあれ880円でしょ?スーパーの寿司をバラしてごはんほぐして海鮮丼にリメイクしたほうが全然旨いわ」
「せやな」
「でしょ?あれが700円とかならいいのよ。880円であれでしょ?詐欺だわ」
「でもあら炊きはそこそこ」
「あれも悪い意味で家庭の味。そもそも鱗取ってなかったやん。下処理全然してないやん。素人か」
「やっぱり怒ってる」
「怒ってないし。でさ、思い出したんだけど、あそこの場所さ、以前寿司の出前専門店やったやん。多分その系列の店だと思うんだよね。魚とかシャリとか全部冷凍で来てて、解凍したのを盛りつけてるだけなんじゃね」
「確かにそんな感じあった」
「ね?つまりあの大将さ、多分寿司屋の修行とかしたこと無い人だよ」
「いや握りもあったしそんなこと無いんじゃない」
「いや、系列店で調理師的な勉強は受けたと思うよ。でもあれで寿司屋の修行とかしてたらソッチのほうがおかしいよ。料理を舐めてる」
「ほら怒ってる」
「いや怒ってないよ。むしろおかしくてしょうがない。」
「何が?」
「あの大将が寿司職人じゃないとするじゃん。でも頭剃ってつるつるにしててさ、寿司職人っぽい感じにしようとしてたわけじゃない。どんな気持ちで毎日頭剃ってるのか考えると面白くない?ね、考えてみて、寿司屋っぽく見えるけど実質ただのハゲなのよ?ただのハゲが寿司屋のフリしてるの」
「あんた人間的に腐ってるね」
「いやさ、最近オープンしたわけじゃん。んでさ、開店前日にハッピとか着て鏡の前とか立っちゃってさ、でもなんかしっくり来ないわけよ。で風呂に入った時に思い切って五分刈りだった髪を全部ツルツルに剃りあげてさ。風呂あがりに奥さんにツルツルになった頭でハッピ着て見せたら、奥さんも「いいじゃない、ちょっと寿司屋の大将っぽく見えるよ」とか言い出して「お、そうか?寿司屋っぽいか?」みたいな茶番が繰り広げられていたかと思うとおかしくておかしくて」
「ぜんぶあんたの想像でしょ?ほんと人間の屑ね」

 

とそんな感じで30分位寿司屋をこき下ろして、その後ようやく反省会を行いました。
マックのコーヒーが美味しかった。