はてなブログを毎日書いていたら10Kg痩せました!

pero_peroのこじんてきなにっきです。毎日書きたいです。

ブログの続き方というか「食べたものを淡々と記録するよ」の思い出話

「ブログを書き続ける」って話題がホットらしい。
自分は毎日続けてるわけでないし、昔から色々ブログを書いては止め書いては止めしていたので特にこれについて書けることが無い。
ので、理想のブログの終わり方について書こうと思う。

前にもチョロっと書いたけど、昔僕がバリバリの(死語)2ちゃんねらー(死語)だったころ、まぐまぐを作った深水英一郎さんが「ちゃぶろ」と言うブログサービスを始めた。
当時は第一次ブログブームの始まりで、北はチャンネル北国、西からはてなダイアリーギークは次鯖でBloggerみたいなワチャワチャした感じのサービス乱立時期でもあり、色んな所がブログサービスを立ち上げていた。
ちゃぶろは2ちゃんるの隣に出来たブログということで、ユーザーは100%2ちゃんねらー

 

んでそんな中にある日突然化け物ブログが出来た。
食べたものを淡々と記録するよ」というブログである。

食べたものを淡々と記録するよ


初期のちゃぶろのアクティブユーザーはそこまで多くなかったので(というか初期は招待制だったから100名位だったかな)、ほとんどのブログを読んでいたんだけど、2~3日でこのブログの凄さに打ちのめされた。

 

コンセプトのちからってすげぇ。
当時のブログといえばまあ個人の日記で、スタンスのあるなしと言っても、扱う話題が固定化しているとかそのくらいだった。
ところが食べ淡は「食べた食事を写真で綴っていく」という、物凄くシンプルだけどガッチリとテーマ持ってた。
そもそも当時ブログ界(まあ今もなんだろうけど)「俺の文章どやっ!」「俺の文章せやっ!」と言う感じのテキスト異種格闘技戦みたいな空気があったのだけれど、そんんな中毎日テキストは食べたものの品名と「ごちそうさまでした!」だけのブログが突っ込んできたのである。

 

誰にでもルールがすぐに分かり、見ていて面白い。
そしてかしこまっていない。
菓子パンやらおにぎりやらごく普通のご飯も尻込みなく載せてくる。
ライフログなんて言葉ができるのは7~8年後なんだけれど、まさにこれぞライフログ
「あー、ブログってこういう使い方も出来るんだ!」
って当時ブログを始めた人は思ったんじゃないだろうか、少なくとも僕は思ってブログ辞めたくなった。

 

とはいえとはいえ。

 

そもそもブログなどというのは隣の人の生活とか考え方を覗き見したい、僕のもちょっと覗いて欲しい、みたいな下賎な欲望からできているサービスなのではないかと思っていて。
つまりその件の食べ淡にしても「お前今日何食ったの?」的なところ突き詰めたようなコンテンツだったわけで。
結局僕が最近良く読んでいるはてなブログもその人の考え方だったり食ったものだったり子供がどーしたパートナーがどーした一人でどーしたとかそういうのばかりで、でもそういうのがやっぱ面白いっす。
ので。

 

何か書こう書こうと思わないでどうしても毎日更新したかったらなにか適当に写真一枚貼り付けておけばいいんじゃないですかねー。

 

ちなみに件の「食べたものを淡々と記録するよ」はブログ主結婚とともにきちんとブログを閉じている。
すんげぇかっこいい。