はてなブログを毎日書いていたら10Kg痩せました!

pero_peroのこじんてきなにっきです。毎日書きたいです。

心が狭いというのはあえて承知で言わせていただくが、軟骨入り鶏つくねがどうも好きになれない

軟骨入り鶏つくね、あちこちで見かける。
これが僕はどうも好きになれない。
いや、味はそこそこ美味しい。
そりゃそうだ、きちんとしたマーケティングのもとに作られた商品で、大企業がこぞって自社のメニューの中に取り入れているわけだから不味いはずがない。
でも好きになれない。
もうちょっと素直な言い方をすると気に食わない。
奴の顔が気に食わない。

 

ほんっとうにどうでもいいことなのはわかっている。
でもなんで、なんで鶏つくねに軟骨入れるの、と。
いやわかってます、鶏肉を加工するときに絶対軟骨もたくさん出るわけで。
鳥軟骨の唐揚げとかもあるし、それなりに消費はされているわけだけど、やっぱりそこまで需要のある商品じゃない。
毎日毎日消費されていく鶏肉の消費量には全然追いつかないと言うことはわかってます。

で、少しでも無駄にしたくないという心と、少しでもつくねをかさ増しして歩留まり良くしたいという心がマッチして、軟骨入り鶏つくねが出来上がった、と。
安くて美味しいコリコリした触感が楽しい軟骨入り鶏つくね。
やったね!これぞwin-winだね!

消費者が文句言わずに買っていくわけだから、企業もガンガン使っていく方向で行くよね。
そんなわけで、軟骨入り鶏つくねはマーケットに認められて、大量に出回ることになった。
あっちもこっちも軟骨入り鶏つくねばっかり。
僕は思うのよ、軟骨入りじゃない選択肢欲しい。
でも、軟骨入りのつくねは安い(恐らく)。歩留まりがいい(恐らく)。
我々貧乏人のいるマーケットには軟骨入りの鶏つくねしか出回ってこないんですよ。

 

ふわふわの鶏つくねも好き。
ムチムチした鶏つくねも好き。
そんな思いを他所に、軟骨入り鶏つくねはあちこちででかい顔してやがる。
行く先々に先回りして僕達を待ち構えている。
あ、またお前か。
また軟骨入りのお前か。
そんなうんざりしている僕の顔を尻目に、軟骨入り鶏つくねはむしろ「軟骨入り」を誇らしげに掲げてこちらを見下ろしている。
「コリコリした軟骨の食感がたのしいっ!」
「軟骨入りだから美味しいっ!」
嘘つくな!
軟骨とか本当は必要ないんだ!
コリコリなんていらねぇよ!


まっとうな鶏つくねを出す店にいけよ、それで済む問題なのは解ってる。
しかし、たとえ僕がマトモな鶏つくねを出す店に行ったところで、巷には結局軟骨入り鶏つくねが氾濫し、僕がコンビニや居酒屋に行くたびにその忌々しい顔を見かけることには変わらないのだ。

 

そんなことをセブンの焼きつくね軟骨入りバーガーを食べながら考えていた。
流石セブン-イレブン、結構旨い。