田舎町で行われる草競馬は一大イベントだった
実家である宮崎県の綾町に帰る機会がありまして、で、ちょうど近くの馬事公苑で綾競馬があるということで観に行ってきました。
綾競馬はいわゆる公営の競馬でなく、地元の人たちが行う草競馬と呼ばれるもので、もちろん賭けはできませんし馬券は売られていません。
ただし、あらかじめ馬の名前が書かれた(自分で予想はできないらしい)お楽しみ券と呼ばれるものが500円で販売されており、書かれている馬が一等を取ると、町の特産品がもらえるという非常に健全にハラハラ感が楽しめる仕組みになっています。
一応観客席は少しだけあるのですが、近隣住民はレジャーシートをコース脇にひいてお弁当持ち込んで楽しんでいます。
レース中でなければコースを渡ることもできるので、コースの内側で観る人も。
ちなみにコースの内側は畑になっていてネギとかが植わっています。
娯楽の競馬とはいえ、競走馬なども育てられている馬場なので、それなりの馬が走ります。
結構な速さで目の前を馬が駆け抜けるのは無茶苦茶興奮します。
地元のじい様ばあ様が、すげえ長いレンズの一眼構えてて、ガチ勢でした。
僕も一眼持ってこればよかった。
ちゃんと競馬 pic.twitter.com/c8v3tMnBhj
— 木村 晃之 (@peroperopero) November 4, 2018
綾競馬の目玉の一つがポニーレースらしいです。
ちなみにポニーには結構色々なサイズがあるということを始めて知りました。
そのさまざまなサイズのポニーに、小・中学生の騎手がまたがりレースをします。
ポニーはもともとレース用に調教していない馬も多く、また、普段芝の上を歩き慣れているので、コースの砂地が嫌でコース脇の芝をめがけて突っ込んでくる馬などもいて、波乱万丈です。
ポニーレースはハラハラする感じ pic.twitter.com/9yjbKuYfxA
— 木村 晃之 (@peroperopero) November 4, 2018
ちなみにちゃんと競馬新聞も出てます。
予想とかもある。
そんな感じで一大イベントなのですが、馬が見えないところにレジャーシート引いてお弁当食べてる人達もおおく、競馬関係なくお祭り気分でみんな出てきているようでした。
ちなみにお楽しみ券は買わなかった。
鮎の塩焼きはたべた。
そんな感じで、草競馬はなかなか楽しいイベントでした。
何より馬がめっちゃ近くを走るのが超楽しい。
馬が好きだという競馬ファンは近所で草競馬が開かれていたら絶対行くべきです。
そしてこれは実家の猫です。
馬より可愛い。