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pero_peroのこじんてきなにっきです。毎日書きたいです。

文字を書く習慣がついていないと損をする

東急ハンズで文房具を探していたら、来年の手帳やらのコーナーがあって、見ていたらムラムラしてきて思わず買ってしまった。
外国のメーカーのっぽくてよく知らないけど手触りが良い。

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中身も結構使いやすくて、僕はToDo管理が苦手なんだけれども、ページに一週間分のToDoを管理するコーナーがある。
予めここにこういうの書くと便利ですよ、と書いてあるといいですね、なんだか仕事が出来そうな気がします。

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というわけで毎年手帳を変えるたびに気持も新たに、手帳活用するぞー!と思うのですが、いつも大概一割程度しか書き込めていない。
白い空間が増えるとなんかモチベーションが落ちてきて、手帳を開くのも嫌になってくる。
そんな感じで毎年毎年手帳を購入しては挫折するという流れが続いていたわけで。
いくらよいシステムの手帳を購入しても結局活用するのは人だから、その人に手帳を上手く使える器量がないとただの落書き帳、それはわかっている。

そもそも僕は文章を小さなスペースに綺麗に収めて書く事ができない。
文章を書くこと自体は嫌いじゃない。
それをきちんと整理して紙の上に落としこむという作業が苦手、というか習慣付いていない。
このスキルは小学生の頃や受験勉強の時ににしっかりと叩きこまれていないと身につかないスキルで、僕はそこをやって来なかったので社会人になって苦労している。

 

そう、僕は学生の頃ノートを取るのがすごく苦手だった。
小学生の頃は、毎年新しい学年になるたびに、担任の先生がわざわざ1時間位使ってノートの取り方を説明してくれていたのを覚えている。
小学校のノートは上手く出来ていて、低学年の頃は少し大きめのマス、高学年に上がるにつれマス目が小さくなり、自分でノートをレイアウトできるようになるとマス目は消え行のみになる。
しかし僕は「覚えておくことを書いておけばいいんだろ!」とばかりに全然ノートの取り方を真面目に練習せずに書きなぐり、結果高学年になっても、中学生になっても、マス目や行を無視したダイナミックな文字を紙の上に躍らせることになる。

 

今にして思えばノートを取る作業は、黒板に書かれた情報をどうやって自分の情報として落としこんでいくかという一種のデザインである。
これをきちんと出来る人は、勉強はもちろんスケジュール管理等、自分の周りの情報をどう整理していくかということを自然にできるようになるのだと思う。
今多くの社会人の人が、ノートにスケジュールを落としこんでそれを見返して、という作業を何も考えずに自然に行えるのは、小学生の頃にきちんとそいういうノートの取り方を教わったからだ。…と思う。

 

まあそれでも若い頃はそこまで手帳など必要性を感じなかった。
スケジュールと言っても秒単位で詰まってるわけでないし、仕事の内容もまあまあ頭に入って零れ落ちるようなことは無かった。*1
が、35を超えて、だいぶ僕の記憶容量も自信を持てなくなってきた。
あわせて仕事ややることなどもじわじわ増えてくるわけで、外部キャッシュの必要性をひしひしと感じてきた。
そんなわけで、ここ3~4年手帳をとっかえひっかえしては『書く』ということを練習している。
今年一年間はだいぶ書く習慣が身についてきたので、来年以降はもうちょっときちんと情報を整理して紙に落とすという作業をしたいと思っている。

 

ちなみにデジタルツールで管理すればいいんじゃね?という意見もあるかもしれないけど、デジタルツールでも手帳でも脳の情報を外部キャッシュに落とすという作業的には同じである。
んで、フリック入力よりは手書きのほうがまだ直感的にかけるので、慣れないことを習慣づけるためにはハードルは低いほうが良いということである。

ちなみにもう一度書くけど、新しい手帳は手触りがイイ。
半分手触りで選んだ。

*1:もっともその範囲内でしか仕事をしていなかったというだけなのだろうが