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はてなブログを毎日書いていたら10Kg痩せました!

pero_peroのこじんてきなにっきです。毎日書きたいです。

非モテタイムズと僕 あるいは非モテ編集長になるかもだった話

だいちゃんの記事を読んで懐かしの非モテタイムズの事を書きたくなったのでつらつらと書く。あ、タイトル結構盛ってるけど全然面白くない話しよこれ。

 

4年位前だったか、僕は深刻な「自分の面白い文章をもっと世間の人に読んでもらいたい病」にかかっていた。
この病気は重症化すると「自分の文章がもっと世間の人に見られるべきだ病」進行し、最悪「自分の文章が認められない世間は何かの陰謀にあふれている病」へなってしまう。
病気の深刻さはさておき、とにかく自分の文章をアチコチにばらまきたい、ということでどこかに寄稿しようと考えた。
自分で一からブログを作って管理するのも考えたが大変面倒な気がしたのだ。
当時まだライター募集が緩かったデイリーポータルなども考えたが、ちょっと取材クオリティの高さに敷居の高さを感じ、なんかゆるゆるそうな非モテタイムズに白羽の矢を立てた。
そこで「記事を書かせろ」と言う旨の内容と一緒に、当時自分のブログで一番受けの良かった男性器を大きく見せるための方法 - ダメダメちゅーとりあるという記事を送りつけるとまもなく編集長であるめがねおう氏より「ライターにします」旨のメールが来た。
こうして僕は晴れて(?)非モテタイムズのライターとなったのである。

 

非モテタイムズで文章を書くのはなかなか楽しかった。
一緒のブログでいろいろな人と混じって文章を書くというのはなかなか新鮮である。
僕は主にナンセンスでどうしようもない文章ばかりだったのだが、社会派の記事を書く人がいたり、性的な問題に切り込む人もいたり。
自分にかけないような文章をかける人たちを見ながら尊敬したり嫉妬したりする毎日だった。
記者全員はスカイプでつながっているのだが、その中でイロイロと書いた記事について趣旨を聞いたり、自分の記事の感想を聞いたり、そういうやりとりも含めて楽しかった。まあ、サークルノリって言えばそれまでなんだけど。

 

めがねおう氏の話をしよう。
だいちゃんが「超がつくほどの常識人」と評していたが僕の評価は少し違う。(そもそも常識って何なのよって話だな)
個人的には人並み以上に繊細な部分があり、ちょっぴり虚勢を張りたがる人であり、それなりに社会生活に揉まれていた人間なのでこらえ性があり、でもどこか一本線が切れてる、そんな人で、僕はそんな彼が好きだった。
僕とめがねおう氏は年齢が近かったためかソコソコ馬が合った。
単独でスカイプでやりとりする事も結構あったし、二人で新しい企画やろうぜ!と盛り上がって企画作ったこともあったし、それなりに信頼を置かれていたんだろうなとは思う。

 

深夜2時頃、スカイプでめがねおう氏が非モテタイムズの将来についてスカイプで語りだした事があった。
どんどんアクセスを増やしていきたいということ、1年でPVをここまで持って行くんだという目標などをつらつら語った。
そして突然
「そのうちぺろぺろさんに編集長やってもらいたいんですよね!」
という話をしだした。
PVがある程度目標値に達したら、めがねおう氏は非モテタイムズ編集長の座を僕に譲り、自分は新しく別のサイトをしたいという。
スカイプチャットで声を聞いていなかったのでひょっとしたら酔ってたのかもしれないが、まんざら悪い気はしなかった。
窓の外に見える月が綺麗な夜だったのを覚えている。
そんな夜に男から夢を語られ、片腕になってほしいと言われればどんな拙い夢だろうと酔うだろう。

 

結果からするとそれからしばらくして僕は記者を休むことにし、しばらく非モテタイムズを離れることになった。
「文章のかきすぎで面白い記事が書ける気がしないから」というなんとも自分勝手な理由だ。
自分勝手ではあるがやはり文章はモチベーションが一番大切。
めがねおう氏はわざわざ電話をしてきた。
「面白くなくてもいいから、じゃなくてぺろぺろさんが面白く無いと思っても他の人は面白いかもしれないだろう、書いてくれないか」と言ってきたが、モチベが戻ったら絶対沢山書くからとゴリ押しした。

 

スカイプチャットは暇さえあれば覗きに行っていたのだが、その後例のソラノート事件が起こる。

今にして思えば、めがねおう氏は焦っていたんだと思う。
おそらくエガミ氏との契約で何らかの結果は求められていたはずで、その結果を上げるために躍起になっていたはず。
その焦りから悪手に次ぐ悪手を重ね、結果身を滅ぼしてしまった。

 

残念だな、と思う。
いろいろあったにせよ自分が関わったものが朽ちていき、好きだった人が落ちていくのを見るのは忍びない。
同時期に台頭してきたポーチやロケットニュースが(サイトとしての質はともかく)ソコソコのトラフィックを集めているのを見ると、舵の取り方次第では生き残れたんじゃないか、もう少し面白いサイトになっていたんじゃないかなとも思う。
もっとも、そうなっていればひょっとしてモチベの戻った僕がライターに戻っていて、PVが目標値に達した後、めがねおう氏が僕を編集長にして…という可能性も微粒子レベルで存在していたわけで、人生ってほんとうに面白いですね。

 

そんなわけでPV至上主義前夜の証人からは、PVを求めて彷徨う蒼き弾丸プロブロガーの皆様はくれぐれも訴訟問題に気をつけながらPV集め頑張ってくださいとの一言で締めくくりたいと思います。