「記憶に残る風景」 #地元発見伝 子供の頃遊んでいた公園
「記憶に残る風景」 #地元発見伝
昨日ためしに桜島の記事をちょこちょこっと書いたけれど、地元発見伝なかなか面白い。
普段でもブログでは自分に関する事をよく書くのだけれど、ストリートビューを見ながら改めて昔のことを振り返ってみると、視覚情報に刺激を受けてなのか、その場所であったことを次から次に思い出していく。
例えばそう、子供の頃に遊んでいた場所。
僕は千葉から鹿児島に引っ越してきたので、昔住んでいたところにひょっこり出かけるなんてことはほとんど出来ない。
しかしストリートビューならば簡単に昔遊んでいた場所を訪れることができる。
そしてストリートビューで家から公園、学校、友達の家などをたどってみると、本当に色鮮やかに昔の出来事が頭のなかに蘇ってくる。
視覚情報すごい、そして技術革新ばんざい!
そんなわけで、僕が子供の頃に遊んでいた公園を紹介しようと思う。
昔はもうちょっと木が雑然と生い茂っていたような気がするが、昨今の公園内の可視化ということで木の枝整理が行われたのだろう。
だが昔遊んでいた場所にちゃんと木が残っているのは嬉しい。
公園の入口も昔のままである。
この公園に植えられているのはヤマモモという木で、小さな甘酸っぱい実がなる。
木登りしてもいで食べたりもしたが、まあそこまで美味しいものでもなかった。
また、公園内を一周する道の脇にはクチナシとツツジが植えられていて、ツツジの花の盛りには花の蜜を吸ったりもした。
入口入ってすぐの電灯の向こうに見える木は野球のホームベース代わりの木だ。
一番低くて一番登りやすくて人気のある木だった。
小学1年生の頃、たしかここでクラスメイトと喧嘩をした。
たしかやりた君とつじ君だったと思う。
別に泣くまで殴り合いというほどじゃなかったけど、つじ君が
「男同士の喧嘩だからな、親には秘密だ!」
みたいな事を言ったのを覚えている。
つじ君は何かのドラマにかぶれてたんだろう。
小学4~5年の頃だったか、手前にある木の左側だったと思うけれど、やたら低い場所にすずめが巣を作っていて、巣からひなが一羽落ちていたことがあった。
拾い上げて家に持ち帰ったものの、瀕死のひなをどうしたら良いか誰も分からず、調べようにも当時はネットなど便利なものもなく、仕方なく次の日そのまま巣に戻そうということになった。
じゃあ最初から戻せよと言う感じだ。
ブランコは人気で大概誰かが遊んでいた。
僕達も近所の子供達で靴けり(ブランコに乗って靴を遠くまで飛ばすやつね)をやったりしていたな。
今やったら結構盛り上がるのかな。
僕は結構下手くそで、しょっちゅう片足でぴょんぴょん跳ねながら皆の靴を集めてきた気がする。
砂場は猫のうんこがよく埋まってた。
こっちの入り口は団地の子どもたちが入ってくる「団地側入り口」。
一戸建ての人達と、団地勢はなんとなくグループで分かれていて、団地族は集団で行動しているのでちょっと怖かった。
入口から一番奥にある道のあたりは、雨が降ると水がよく溜まっていた。
ここに自転車で勢い良く突っ込んで水しぶきを上げるのが最高に楽しかった。
多分泥だらけになっていて、母親的には面倒臭かったろうと思う。
こんなかんじで公園を一周ぐるりと回るだけで色々子供の頃の思い出が蘇ってきた。
一度行っただけの場所やうろ覚えな思い出の場所など、探してみてストリートビューで巡ってみると、忘れていた思い出がよみがえるかもしれないので、暇な皆はぜひやった方がいいと思う。
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