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pero_peroのこじんてきなにっきです。毎日書きたいです。

短歌は難しい!!!はてな題詠「短歌の目」 5月

tankanome.hateblo.jp

 

毎回参加しよう参加しようと思いつつ題をコピペして書いては消して書いては消して結局投稿しなかったのは秘密です。
難しい…。

 

1. うぐいす

居酒屋でうぐいすのように囀る人 ホッケ食おうよホッケ食おうよ

 

2. 窓

窓という字はどことなく恋に似て この先が詠めないチキン野郎

 

 

3. 並ぶ

食卓に並ぶものすべて平らげたい そうしてこの体型ができました

 

4. 水

フレッシュな水でキュキュっと君を洗い さあ生のままかぶりつこうか

 

 

5. 海

海は真水が良い塩水にメリット無し でも君に程よく塩味が付く

 

6. かめ

君を想い春の絵探す道すがら 我が亀の頭露に濡れつつ

 

7. 発情

発情期を合わせるテクが恋愛術だとナンパ師は言う はぁそうですか

 

8. こい

観光地の鯉が撒き餌をむさぼる様がなんだかエロい病気かもしれぬ

 

9. 茜さす

待ち合わせ場所に彼女は来なかった 茜さす帰路我が影濃ゆく

 

10. 虹

雨上がりに掛かるか判らぬ虹よりも 止みかけの雲から覗く青空よ

 

 

次回はもうちょっとオサレな感じのを詠みたい。

 

南極料理人を観てやはり誰かと食べるご飯は美味しいと思った

GWは特に予定がなかったので、せめて夜はGWらしい(?)生活をしようと毎日DVDを見ていました。
余談ですが個人的に機械損失をもったいながる性分でして、ごはんを食べるときは腹いっぱい食べないともったいない、出かけるときはやたらめったら見ないともったいない、そして映画を見るなら人がたくさん死なないともったいない、という感じで、いつもDVDを見る時は人がより多く死ぬ映画を主に見ます。
しかしせっかくGWなので(?)人の死なない映画を見たいと思いました。
んでこの間見たのが評判が良かったものの何故か見ていなかった南極料理人
かもめ食堂と並んでおにぎりが食べたくなる映画ベストスリー(あとひとつは知らん)と噂の映画です。

 

 

いやー、やっぱり面白い映画でしたね!
出てる人達がみんな素敵でした。
なんというかみんなそれぞれいい人で、でも完璧じゃないところがすごく良かった。
西村さんの家族もちょっとガサツで表現も乱暴で見ていてヒヤヒヤするんだけど、ちゃんと通じてるところは通じてるんだなーというのが、なんか見てて嬉しくなりました。

西村家は好きなシーンが2つあって、ひとつはもちろん娘さんとの衛星電話のシーン。
娘さんと気がつかないところが良かった。
気がついたら絶対お涙頂戴調になっちゃいそうだからね(それでもかなりグッと来たけど)。
あと、空港の出迎えシーンの娘さんがむっちゃ子供っぽいはしゃぎ方で出迎えてるのが良かったです。
もちろん奥さんもガサツだけど根はいい奥さん、みたいな感じが出てて素敵でした。

 

 

料理の映画だけあって、出てくる料理が全て美味しそう。
なのに、料理がスーパースターになってないのがいいんですよねまた。
ラーメンとか唐揚げとか料理が人を助けたふうに見えるんだけど、実際問題を解決したのは人間同士で、料理は常にその側に寄り添っているだけで。
むしろ、人間関係が変われば料理を取り巻く環境も変わるわけで、最初の頃と最後でごはんを食べるみんなの雰囲気がぜんぜん違うのがすごく印象的でした。

 

 

やっぱりご飯を食べるって『誰と食べるか』っていうのも大事じゃないですか。
西村さんも最初は作るものの味だけに拘っていたんだけど、みんなと食べるということの重要性に少しづつ気がついていったんだよなぁと。
もちろん食卓を囲むことでみんなの関係性も変わるし、美味しいものを一緒に食べれば親密性もアガるだろうし、でもまずいものでもみんなで食べたらちょっと違ったものになるし。
そう考えると、毎日食べるものだけど食事って不思議ですよねぇ。

 

 

僕はお昼にご飯を作ってきたりするんだけど、実は夜一人で料理をすることはそんなに無いんです。
ビールとか飲むときにちょっと美味しい物を食べたいと、ちょこっとアテを作ったりとかはするけど、一人でハラ減った時に御大層な食事を作ったりはしないんですねこれが。
それはやっぱりそこまでコミュニケーション豊かな食卓ではないけど、会社なら誰か一緒に食べる人がいるから作る、そんな気持ちがあるんだと思います。
家族とか恋人同士ってまあ色々問題ある人達もいるとは思うけども、一緒にご飯を食べてて美味しいと思うことができればとりあえず良い関係なんじゃないかな。

 

 

ちなみにこの映画、色々料理をする人から見てて好きなシーンが有ります。
西村さんはご飯を食べる人をじっと観察するんですけど、これ料理する人は結構しますよね。
何をよく食べたか何が好きじゃなさそうかって結構気になってチェックしてます。
あと、ご飯できたのにみんなが集まらなくてやきもきする所。
ほんとコレご飯できたらすぐ席について食べて欲しい!と共感する人多いと思います。
それから個人的に、中華料理作った後に西村さんがフライパンを洗い場に持って行って「節水なのにどうやって洗うんだろう」とちょこっと気になったらきちんとペーパータオルで拭こうとしていたシーンが細かいコダワリ感じて好きです。

メイソンジャーサラダを衛生的に作りたい

メイソンジャーサラダが話題である。
というかむちゃくちゃ叩かれまくっている。
衛生的にいろいろ問題があるのはわかる。
ただ個人的にはちょっと叩かれすぎじゃね?と思っている。

そもそも最も問題なのは「保存性が高く5日間保存できる」というところと「持ち運びOK」というところ。
ここが間違った状態で広まってしまったのは良くないんだけど、どうも「シャレオツ人類憎し」とか「メイソンジャー広めたい奴がいる陰謀論」とか別の感情がコラボレイトされて、メイソンジャーサラダ、ひいてはメイソンジャーサラダを作る人の人格否定までされている状態でおいおいちょっと尋常じゃないですよと。
人格否定は大げさでしょうと思うかもしれないですが、メイソンジャーサラダを作る人は衛生観念のない情弱だ、ニセ科学を信じてしまうような頭の弱い人間である、みたいな風潮まで出てきてどうもこれは異常事態ではありませんか?

 な?コレはネタツイートだけど、これからメイソンジャーサラダ作りましたなんてことを言おうものなら、こういうような目で見られるわけですよ。
まあぶっちゃけこのツイートはクソ笑ったんだけど。

 

そもそも悪いのはジャーサラダではない訳で。
刺し身を弁当として持って行こうという行為が悪いわけであって、刺し身が危険な食べ物なワケじゃないし、家で刺し身を食う分には全然問題無い。
これはそもそも「刺し身をお弁当で持って行くとお腹が痛くなる予感がする」という知識が全国民に周知されているからなのであって。
だからみんなお刺身をお弁当に持っていかないし、刺し身でお腹壊す人がいても、刺し身は危険な食べ物だとレッテルを貼られない。のではないか。どう?

 

思うに生野菜の衛生的な問題というのはそこまで周知されていないものなんだと思う。
僕自身、会社にランチを持っていくようになって、いろいろ調べてみて生野菜を弁当として持って行くことの難しさを知ったわけで。
昔は弁当には生の葉っぱが敷いてあったり、プチトマトが鎮座していたり、ちくわにきゅうりを突っ込んだようないかがわしい物が入っていたり、生の野菜に関しての衛生意識は今よりもだいぶ低かったと思う。
また、コンビニにサラダが山ほど陳列しているのも「生野菜は衛生的にハードルが低い」みたいなイメージに一役買っている気がする。

 

なので繰り返しになるけれども、ジャーサラダにかんして衛生的な問題を突っ込むのは良いけれども、ジャーサラダは危険だから作るな!とか、ジャーサラダ作る人は衛生観念がない!というような必要以上のパッシングはいかがかな、と思う。
衛生的な問題があるならば、それをクリアする提案をするべきなんだけど、上記のようにメイソンジャーサラダを作る人は人にあらずという昨今の雰囲気では、素人お料理ブロガーが「メイソンジャー」とブログにしたためた瞬間にどんな恐ろしいことが起こるかわからない。
おそらくメイソンジャーサラダ狩りなるものがやってきて「汚物は消毒だー!!」と言いながら、冷蔵庫から引きずりだしたメイソンジャーサラダの瓶を火炎放射器で加熱消毒するのだろう。
そして家の壁や玄関には「コヤツはフリーメイソンじゃー」とかペンキででかでかと書かれてしまうのだ。
それが怖いので、メイソンジャーサラダに興味津々ながらも隠れキリシタンのように家でこっそり作っている料理ブロガーが少なからずいるに違いない。

 

一回叩く理由ができてしまうと何もかもが叩く理由になってしまうのはネットの怖いところであって、一番えぇっと思ったのが「ただオシャレなだけ」「人に見せてドやりたい」みたいな批判。
なんだよそれ、だってそもそも料理は見た目も含めて料理じゃん。
見た目がオシャレで見た人がテンションあがるなら十分やる価値あるじゃん。
あんたらだって食べ物の見た目でテンション上がることあったでしょ?
居酒屋で出てくる豚の角煮、白髪葱とか針唐辛子があしらってあったらちょっとテンション上がるっしょ?
コレでもかって巻き上げたイタリアンのパスタの立体的な盛り付けにさすがはプロやと唸ったことがあるでしょ?
鉄板焼き屋でステーキ焼かれながら目の前でフランベされたらおおおって叫ぶでしょ?
ケーキ屋さんのショウウィンドウに並ぶ色とりどりのケーキにどれも美味しそうだとさんざん目移りしちゃうでしょ?
エスプレッソからかわいい猫が飛び出てくるラテアートのツイートRTしてたでしょ?
子供の頃、お子様ランチのご飯に旗が立ってるだけでワクワクだったじゃない。
料理は見た目でも食うんです!
それを知ってるから、料理する人は見た目でも楽しんでもらうために色々工夫したいんです!
カッコイイ料理作ってドやりたいんです!
衛生的なこと気をつけるのでドヤらせてください!
それでいいですか!

 

そんなわけで、なんでこんなテンションなのかよくわからないけど、とりあえず前書きはここまで、メイソンジャーサラダを作る際に衛生的に注意したい所を備忘録として調べてまとめましたので、みなさんで色々創意工夫していきましょう。

 

冷蔵保存について

まず一番取り沙汰される「冷蔵で5日間保存可能」というところです。
残念ながらカットされた野菜に付着した菌が、2〜5℃の冷蔵庫の中で最近がどれくらい増殖するかというデータは僕の検索能力では見つかりませんでした。
が、東海コープが行ったこの実験はある程度参考にできると思います。

http://www2.tcoop.or.jp/security/library/b79ln30000000t8u-att/b79ln30000003prd.pdf

この実験では、カット野菜についた細菌が冷蔵後3日後から大幅に増え始めていることがわかります。
この実験は10℃での実験なので冷蔵庫の中としては温度が高い設定ですが、逆に言うと2日くらいまでは保存しても大丈夫そうですね。
冷蔵庫の温度のほうが低いのでもう少し持ちそうな気もしますが、実際の家庭では初期に付いている細菌の数が実験室よりも大分多いはずなので、3日目以降は見た目に変化がなくてもだいぶ菌量が多くなっていると考えたほうが良さそうです。

また、レシピサイトではみかけませんでしたが、ジャーポットを保存する冷蔵庫内の場所についても注意が必要だと思いました。
こちらの実験では浅漬の菌量について調べていますが、5℃と10℃で大分菌の増える量が変わっています。

http://www.iri.pref.kumamoto.jp/library/data/nousankakou/20sgken2.pdf

少しの温度の違いで大分細菌の増え方が違うようなので、できれば温度の低い安定した場所で保存したいです。
家電メーカーのサイトを見てみると庫内で結構温度差があります。

www.sharp.co.jp

ドアポケットや野菜室は容量が大きかったり、瓶状の物を入れやすかったりするので、ついつい入れてしまいそうですが、ここは冷蔵庫の中でも温度が高めな場所。
冷蔵庫の一番奥に入れておくのが良さそうです。
氷温に近いとかなり細菌が増えにくいので、チルドが大きければそこがベストかもしれません。

 

調理について

調理についてはまあ切るだけなんですけど、ジャーポットだけでなくてまな板や包丁もしっかり除菌。
で、切る前に洗浄するのはもちろんですが、カットした後も洗浄出来るものは洗浄すると、まな板や包丁からの細菌を洗い流すことができるようです。
もちろん栄養については目をつぶりましょう。

 

また、この実験によると、洗浄の時に50度のお湯で洗うことで葉物などは特に細菌の数を減らすことが出来るようです。

http://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/files/public/36439/20141202144129302033/k6470_3.pdf

50℃洗いは野菜のしゃっきり感が増すのでオススメです。

 

瓶の消毒について

メイソンジャーのメリットとして煮沸消毒ができるということがあげられるのですが、その点をすっ飛ばして野菜を詰めるだけのレシピも結構あるみたいです(ココらへんが叩かれる理由の一つですね)。
煮沸消毒は面倒くさいのですが、まあ煮るだけっちゃ煮るだけなので簡単っちゃ簡単ですね。
時間も90度で5分煮ておけばいいらしいです。

http://www.pref.mie.lg.jp/WHOKEN/HP/syokutyudoku/p03.pdf

実はハイターみたいなので消毒すればもっと簡単じゃね?と思って調べてみたのですが、ハイターだと結局水で洗い流さなくてはいけなくて、その時に水やら布巾経由で細菌が付く可能性があると。
煮沸消毒なら予熱で水分が乾くので特にこちらのほうがオススメみたいです。

 

持ち運びについて

生野菜の細菌数 | 比べる×調べる | エフシージー総合研究所

これについてはもうグラフを見ただけでちょっと無理という感じなのですが、常温での持ち運びはやらないほうが良いですね。
まあ30℃で7時間って設定がなかなかまともじゃないですけど、8時に家を出て12時でも4時間ですから、半分とまでは行かなくてもボーダーラインの100万は超えてる予感はします。
クーラーボックス的なものを持ち歩ければ可能かもしれませんが、10℃以下で維持出来るようなクーラーボックスを持ちながら通勤はなかなか厳しそうです。
どうしても持って行くならば前日に作って近々に冷やして保冷バックに入れて職場の冷蔵庫にすぐ入れる、という感じでしょうか。
ドレッシングを入れたジャーを冷凍庫で凍らせる、という手はどうだ。
これなら保冷バックに入れればちょっとはマシなはず。

 

衛生的にメイソンジャーサラダを作る流れとまとめ

  1. 瓶を熱湯で5分茹で熱いうちに水気を切って清潔なふきんの上に置いて乾燥させる
  2. 野菜を綺麗に水洗い
  3. 熱湯で殺菌したまな板と包丁で衛生的に野菜をカット
  4. カットした野菜を50度の温水で洗浄
  5. 洗浄した野菜の水を切り風にあてて冷却&乾燥
  6. 冷えた野菜をジャーに詰め込む
  7. 冷蔵庫(一番奥かチルド)に入れて冷やす
  8. 持ち運びは極力しない(お家で食べよう)
  9. 2〜3日以内に食べる

 

それではみんな綺麗で安全なメイソンジャーサラダ作ってブログにUPしてね!
作ったらなるべく早く家で食えよ!
僕は書いてたらだいぶ面倒くさい感じになったので作る気が萎えました!
以上!!!

アメリカンスナイパーとハート・ロッカーと

今月の上旬だったかな、確かその辺りにアメリカンスナイパーを見た。
僕は基本戦争映画大好きなので下馬評関係なくみたいなと思っていたのだけど、公開直後から見た人たちのざわつき感がすごく、仕事忙しいけどナイトショーとか無理にでも時間作って見ようと覚悟を決めた(大げさ)。
で、見る前にうっかり超映画評のレビューを読んでしまって、

movie.maeda-y.com

基本僕はネタバレとか全然気にしないし、この映画は特に結果がどうのという映画じゃないのでいいんだけど、結構確信に迫るメタファーのことが書いてあったりしたので、見る上で新鮮な気持ちで見ることが出来るか?という点でちょっと読まなかったほうが良かったかなと思った。
が、結果から言うと全然関係なかった。
映画のテーマと重苦しい空気感、圧倒的なリアリティのお陰で、最初から最後まで雑念無く見ることができた。

 

あ、もとい、リアリティについては個人的にいくつか引っかかるところはある。
一番気になったのは子供の人形感だ。
クリスの家庭シーンなどで赤ん坊が出てくるシーンがいくつかあるのだけど、その人形感がすごいのだ。
シリアスなシーンで、ドヨンと重苦しい空気感なので、本当の赤ん坊を使っていては演技に入り込みにくいし、赤ん坊にも悪い影響が出そうだし仕方ないのだろうけど、明らかに人形で頭のなかで「ゴム人形ゴム人形ゴム人形ゴム人形」と唱えてしまった。
また、戦闘シーンは非常にリアルだったんだけど、最後のスナイパー同士の打ち合いのシーンはCGいらなくね?と思った。
一番気になったのは最後の戦闘での敵のゾンビ感。
ブラックホークダウンで、敵である現地住民がゾンビのようだと酷評していた人が居たけれど、全く同じ描写のされ方で、まあ戦争映画で味方は死なないけど敵は沢山、みたいなシーンはみんなああなっちゃうのかな。

 

まあそんな感じで細かいところで引っかかるところはいくつかあったけど、そんなことは全然気にならないくらい重く迫力のあるストーリーだった。
ストーリーについては様々な見方が出来る、ということらしいが、大体巷のレビューを見ると「反戦映画」ということである。
僕の受けた印象も同じだ。
まあテイストはブラックホークダウンに似てるんだけど、こちらは全体を通して正義という名のよくわからないものに戦わされすり減っていく人間を描くことで明確に反戦を謳っている。
原作は違うようだけれども、これを見てプロパガンダと受け取る人は相当少ないのでは。

で、この映画を見て2週間後くらいにハート・ロッカーのDVDを見た。
全く同じようなテーマの映画でこれもなかなか面白かった。
方やスナイパー、方や爆弾処理班。
どちらも弱みを見せないスーパーマン
でも子供が犠牲になったりするのを見て、自分では気が付かないうちに心がすり減っていってしまう。
アメリカンスナイパーは気が付かないうちに心のデッドラインを超えてしまった主人公が一線を退くが、ハート・ロッカーでは平穏な生活に戻っても現実感を持つことが出来ない主人公は再び戦場へ行く事を選択する。
どちらも選択は違うけれども、戦場という非日常が心を食いつぶしてしまった時に、普通の生活を行うことは困難になってしまう。
兵士が戦場で心に大きな傷を負うという問題は、ランボープラトーンの時代から変わらずこういう映画が繰り返し作られるという所を見ると一向に解決されないアメリカの病巣なのだろう。

 

そうそう、リアリティ連呼してたけど、最近は中東での戦場の様子がyoutubeでハイビジョンで見られるようになってきている。
映画と全く同じようなシーンが、いや戦場と全く同じようなシーンがスクリーンで繰り広げられているといったほうがいいのか、とにかくよくわからないけどそういう境目があやふやになってきている。
もちろんこういう物自体が行われないことのほうがいいに決まっているんだけれども、実際起こっていることはなるべくなら知っておいてもよい気がする。

ISIS Captures USA M1 Abrams Tank in IRAQ - YouTube

 

感想?
うーん、感想をまとめるのはなかなか難しい映画だよね…。

最近コンビニパスタに乗ってる半熟卵っぽいけど卵じゃないアレ

 という感じで体重が増えてきちゃってるので書いて痩せます。

 

以前からコンビニパスタとかすき焼きっぽい物の上に載ってる半熟卵っぽいけど卵じゃないアレがずっと気になっていました。
コンビニ弁当の中に入っていたり、たまにピザとかグラタンの上に乗っていて、どろっと半熟っぽいものが流れて出てとろとろ感がすごいんだけど、これ絶対卵じゃない!
卵風の業務用食品だ!ということで何とかして正体を突き止めてやろうと思っていましたが、ついにこの間正体を突き止めることが出来ました!
スノーマン 冷凍やわらかたまごというものらしいです。

www.kewpie.co.jp

卵のオピニオンリーダー(?)キューピー謹製。

 

・レンジ加熱でも凝固しにくい
・冷凍保存可能
・卵が持つ衛生的な問題をクリア
・品質(半熟度合い)が一定
ってことで、これ完璧コンビニ弁当のニーズに答えるべくして開発された商品っぽいっすね。
こういうの見るとすごいワクワクして買いたくなったんだけど、ツイッターで「いや、絶対普通の半熟卵のほうが美味しいじゃん」といわれてたしかにそうだな、と思い直しました。
要は上の3つのメリットが必要ないシチュエーションだったら普通に半熟卵のほうが美味しいし安い(多分)。


まあでもちょっと興味本位でその後業務用スーパーに探しに行ってみたんだけど、結局見つけることは出来ませんでした。
確かに一般飲食店であれば通常の温泉卵使った方がいいだろうし、あまりメリット的なものはないかもしんないっす。
ただ冷凍してあるってことで、ハンバーグとかつくねの中に半熟卵仕込んだりしてみたいって人には需要あるかな?
たまごの業務用食品といえばロングエッグが有名だけれども、いろいろな商品があるもんですねぇ。

 

そうそう、ついでにもう一つずっと気になっていたのが、安いチーズバーガーとかでたまに挟まってるチーズっぽいあじだけど明らかにチーズじゃない何か。
あれもそういう食品なんだろうな、と思ってずっと気になっていたんだけど、これも発見しました。

 

チーズは大きく分けて3つにカテゴライズされるらしく、いわゆる牛乳を凝乳酵素で固めて作るナチュラルチーズ、そのナチュラルチーズを加熱して再構成させたものがプロセスチーズ。
で、チーズを再構成させる際、原料にチーズを51%含んでいるのをプロセスチーズと呼んでよく、それ以外は「チーズフード」と呼ばれているらしいです。
そう、つまりこのチーズフードという奴がそれ。


これはスティリーノライトと言う商品らしいです。

www.marinfood.co.jp

業務用食品っぽい名前でいいですね!

 

僕の親は結構食品関係うるさい人なのでこういう食品を見たら卒倒してしまうんだけど、僕は結構こういうの寛容(えらそう)というか、おいしけりゃ食べてもええんちゃうという感じです。
が、結局こういう代用食品は実際美味しい物がそう多くない(木村の感想です)。
チーズフードとか口の中にまとわりつく感じとか、塩分やら酸味やらのバランスがおかしかったりしてうーん…。
そういえばこの間「そうだ、久々集成肉を食べてみよう!」と思い立って買って食べてみたけどひどい味で半分も食べることが出来ませんでした。
味付け方にもよるんだろうけど、加工フルな食品は味のバランスを欠いている物が多い気もします。
…もっとも、きちんと(?)作られたものもあって、そういうのを知らないうちに口にしちゃってるというのは絶対あるだろうから、まあ大きな口はたたけないですが…。

 

そうそう、魚肉ソーセージやカニかまぼこは代用食品のはしりと言っていいのかしらん。
昔はソーセージは魚肉ソーセージのことだと思ってましたね。
最近の魚肉ソーセージはなかなかうまい。
あと、この間久々かにかまぼこ食ったけどジューシーで偉い美味しくなっててびっくり。
僕はあまりカニの身に興味が無くて(カニミソは好き)ひょっとすると本物のカニよりもカニカマの方が好きな可能性が高いです。


まあそんな感じで、今興味があるのはコンビニパスタがなぜ水分を吸わないのか。
澱粉などでゲル化したソースを乗っけて加熱しないと水分が発生しない、というのは見ればわかるんだけど、本当にそれだけなのか、麺に秘密があるんじゃないかとすごく気になっています。

 

離れていく想いと後ろめたさ

今年も3月11日が訪れた。
4年という年月は短いようであり、やはり長い。
助けあいジャパンというところが特設ページを作っていて、4年前の3月11日から一週間の自分のつぶやきを見ることが出来る。


助けあいジャパン Tweets 3.11

僕の当時のツイートを見ているとものすごい何かしなくちゃ感が出てて痛々しい。
また、無駄に元気アピールしてる感じもあってこれまた痛々しい。
しかしまああの時は日本中がそのような空気だったのだ。仕方ない。

 

そんな感じで今日は4年前の事を振り返る事が多かったのだが、こういう災害時の事を振り返るという行動は事象からどんどん自分を遠ざけてしまう危うさをはらんでいる。


id:zeromoon0さんが当事者とそうでない人たちの感情的なズレを書いていたけれども、やはりそれは別の形で感じていて。
地震の影響を全く受けなかったという罪悪感、当事者の気持ちをわかりたいのに分からないジレンマ、すぐに行って何か手伝いたいけれども出来ないししても意味が無いであろうというもどかしさ。
遠く離れた九州の地では、そういう被災地域との断絶感がモヤモヤと立ち込めていた気がする。
震災直後、僕はFKPというボランティアをお手伝いしていたのだけど、半分はそういう自分のもやもやを何とかしたい、遠く離れた被災地を自分事にしたいという気持ちだったのだと思う。

 

そんなわけで、時が経つともやもやも落ち着き、ともすれば311の事も少しづつ忘れがちになる。
もちろん毎日そのことばかり考えている訳にはいかないし、距離的な遠さがある以上取ってつけたような自分事はどんどん剥がれ落ちてしまう。
「10年後にあんな事やったな、という昔話はしたくない」というのをボランティアを仲間と話した事があったが、思ったよりも風化に抗うのは難しい。
そして時が過去を美化しようとするのはなかなかやっかいだ。

 

3月11日が訪れる度に自分の離れていく想いが確認でき、後ろめたい思いをしているのは僕だけではないと思う。

採用学のセミナーがむちゃくちゃ面白かった

最近僕はうちの会社の事業ドメインをはっきりさせようってことで色々社内のあれこれを整備しておりましてだいぶ忙しいふりをしていましたがはてなは相変わらず楽しい感じですね(意味深)。

先日、弊社で初めて雇用活動についての勉強会とかを行っていたんですけど、その時にSOHOでお隣だったMトビラのS吉さんとお話したんですけど。
「そういえば今度うちで勉強会するんですけど、来ませんか?2日目は採用学っていう学問をやってる方を講師にお呼びするんです」
「なんすかそれ!そんな学問あるんですか!」
「あるんですよー。興味があればぜひぜひ」
ツーことですっごい面白そうなので行ってきたのですが、結論むちゃくちゃ面白かったので仕事中ですがこの面白かった感をいち早く何かに残しておきたいという熱い思いが止められず、アウトプットということで書いています。
そうだ、予約投稿で20時位に投稿しておけばばれない。

 

採用学ってどんなものなの?

採用学は横浜国立大学の准教授服部泰宏先生を中心にして研究されている『採用活動に関することを科学的に分析する学問』。
詳しくはここを見ましょう。
え、いきなり丸投げですね?うん、間違ったこと書いたらいかんからね。
服部先生はドラマに出てきそうなイケメンすね。

 

どんな役に立つの?

そもそも就職活動について、企業の分析や採用される人の傾向など、採用される側からの研究や分析のアプローチというのは結構行われてますよね。
しかしこれまでは、採用する側・企業の側から行う就職活動の分析と言うのは、大企業が独自に行ったり、コンサルティング会社が商品として研究するなど、一般に広くそのノウハウはあまり公開されていなかったんですね。
で、採用ってむちゃくちゃ大事じゃないすか。
される側も大切だけど、する方も大事。
中小企業とか特に、一人が会社に占める割合大きいからむちゃくちゃ大事ですよね。
でも、ノウハウ自体があまり公開されていないので、人事担当の人たちは会社の未来を担う『採用』という重要なミッションを試行錯誤かつ経験則で行わなくっちゃいけないんですね。
特に中小企業などの採用担当の方は、一人が自分の仕事と掛け持ちとかでやってたりするから、片手間だし勉強もできないしする場所もないし自社のノウハウもないしで、かなり大変みたいです。
で、せっかく入ってくれてもすぐやめちゃったり、やる気があまり感じられなかったり、でもそもそもこんなものなのかなと思ったり・・・。

 

採用学は、採用活動に関する研究を広く公開することで、採用活動でなんとなく行われていることに関してロジカルな指針を作ってくれるわけです。
そして特に中小企業は採用活動において大企業の何を真似て、どこで自社独自の戦略を打っていくべきかを考えやすくなり、より自社にマッチした人材を迎えることができるようになりそうです。
企業と人材のミスマッチを低くし、人も企業もハッピーになれそうな学問ですね。

 

具体的にどんなことが公開されてるの?

僕はまだ全部見ていないのですが、会員登録すると採用学の研究会動画アーカイブを見ることができます。

採用学アーカイブ動画配信について | 採用学プロジェクト

講義で印象的だったこと

社会化という考え方

採用学では採用を3つのプロセスに分けて分析していました。
中でも3つ目の「社会化」と呼ばれる段階を重視しているのがポイントだなーと感じました。
この社会化というのは、要は「会社に入った人が定着してきちんとパフォーマンスを上げているか?」という部分。
採用数や内定数はもちろん、その後社員がきちんと活躍しているか?というところを含めて採用の評価をしないと意味が無いよね、という考え方です。
まあ当然だろと思う人もいるかもしれませんが、実際は採用活動と採用された人がきちんとパフォーマンスを上げているかという部分は切り離されて考えられていることが多い気がしましたね。

 

ミスマッチ

ミスマッチがなぜ起こるのか、どの段階で起こるのか、段階によって起こるミスマッチが引き起こす結果など、ミスマッチについての分析の話がとても多かったです。
特に第一印象が後の結果に大きく関わってしまうということが、内定が特定の人に集中してしまうという原因になっているという話は面白かったです。

自己選抜

自己選抜というのは『企業と合う・合わない』ということを求職者自身に判断してもらう作業のことで、これを効率的に行うことで企業と人材のミスマッチを防ぎ、かつ選考コストを下げる(当たり前ですけど採用活動もコストがかなり掛かりますからね)事ができるということでした。
ただ、募集段階では積極的に自己選抜を行ってもらうことで企業に合わないであろう人に応募してもらわないようにしてもらうとともに、選考の段階が進んだらなるべく自己選抜を行わないようにしてもらう事が大切ということで、こういう事はノウハウとして出てきていないとなかなか実行は難しいだろうなーとおもいました。(無いと最初から全部とりにかかっちゃいそう。)

 

全体を通して

こういう勉強会はどちらかと言うと成功事例などを中心に話されることが多く、それはそれで面白いんですけど、それ真似できなくね?みたいな話も多かったりしてもやっとしたりもしました。

が、今回の講義はここには出しませんでしたが数字中心・データ中心の話が多かったので、とても面白かったです。
イヤホント、中小企業とかで採用担当している人で「なかなかいい人採用できないけどどうしたらいいのかよくわからないなー」的な人は動画見たらむちゃくちゃ為になると思います。
うん、こうして文章を読み返してみるとあまり面白さが伝わらないな。
あまりおもしろいものじゃないのかもしれないけど役に立つ人には役に立つ的な。


先生が若いイケメンでなのでそういう感じのドラマが好きな人も一回見て頂いて感想などいただければ嬉しいです。