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熱いITエンジニアの集まり”さくらじまハウス2018”ではてなの社長に物申してきた

anond.hatelabo.jp

物申してきたのでレポを。

 

 

www.sakurajima.tech

実はわたくしエンジニアではないのだけれども、うちでもECサイトを作っていたりしていたのでネット界隈の何かは何かの役に立つだろうということで、栗栖社長が登壇決定前に参加の申請はしてたのです…。


そもそも基本自分自身、ネットのペルソナの方が物理的な人格よりものびのびとしているネット住人なので、IT世界の片隅に籍を置かせてもらっている感はあります。
そんな自分にとって、自分が住んでいる世界を構築しているITエンジニアたちの最先端の話題を聞けるという今回のイベントはとても楽しみにしていました。
そんな中、なにより自分が一番利用しているはてなの社長が来るということになり、超舞い上がり、カッとなって増田に書き込んだ次第です。反省はしていない(ちょっとしてる)。

 

 

さてそんな感じで超絶楽しみにしていた僕でしたが、昼前に突然の作業が勃発し、参加がセッション2の途中からになってしまいました。
地元のITエンジニアたちのトークセッションであるセッション2が一番聴きたかっただけに、途中からの参加は若干残念でした…。
ここからは各セッションの概要と雑感をざざっと備忘録も兼ねて書いていきたいと思います。
一応いろいろメモしたものなどとTweetを元に書いていますが細かい部分が間違っているかも知れません、別の人も多分レポートなどを書いたりすると思うので補完してね。

 

 

セッション2:地方での技術挑戦

新しい技術を自分の会社でどう育てているか?チャレンジしているか?というようなテーマで話が進んでいるところから聴き始めました。
中でも一番刺さったのがリリーの野崎さんの言葉。
新しい技術にチャレンジすることになった場合、問題になってくるのが「上の人」だよねーという話題になったときに「上の人問題は確かにあるかもしれないが、熱量の問題でもあるのでは(熱量でクリア出来ることが多い)」というような事をおっしゃっていました。
「やりたいことがあれば熱量を持つべき、熱量があれば反対する人がいても、賛同者が出てくる」ということで、これはエンジニアに限らずどんな仕事にも通じることですよね。
一方、シナプスの技術部長中野さんは「新しい技術からサービスへスケール際の難しさ」について触れていて、こちらもなかなかおもしろかったです。
新しい技術をサービスに落とし込む時にはそれ相応の組織対応が必要であり(このあたりは別のセッションでも話が出ていました)、またお客さんはそこまでハイエンドな技術を望んでいないこともあったり、とこのあたりは技術をサービスとして落とし込んでいる企業には共通するジレンマなのではないでしょうか。

それから鹿児島大学の小田さんが「世界をぶっ壊す事が出来る(おそらく良い意味で)IT技術を今の時代に勉強できる学生はとても幸運だ」というような趣旨の話をされていて(これは小田さんが学生に言っているという話だったか聞き漏らした)これもなかなか良い話だなーと思って聞いていました。
ローカルから世界を変えるって、いろいろな人が描く夢でもあるわけですけど、ITの技術を身につけることで、その具体的な手段を一つ得ることになるんですよね。筋肉をつけると言うか。ええなあ、筋肉、僕も持ちたかった。

 

あと、地方と中央のエンジニアの収入格差みたいな話になっていました。
中央から持ってくる仕事は単価が高いのでどこから仕事持ってくるかが鍵、みたいな話で。
個人的にはこれ地方のクライアントももっと頑張って、高単価な仕事を地方に落としていかないと、地方で頑張ってくれているエンジニアがなかなか根付かないのでは…と思いました。(地方でやすいのは家賃なのですが、鹿児島市内はそこまで安い方でもないので)

 

ライトニングトーク

三人の方がそれぞれの会社での組織づくりについて話しました。

LINEの和田さんが組織づくりの話。
文化づくりというキーワードが出て(野崎さんも文化というキーワードを出していたのでITエンジニア界隈では文化というのがキーワードなのかな)、これをどう作っていくかという話でした。
結論、文化作りはズバリ「次に入ってくるメンバーに何を求めるのか?」が非常に大切だということ。
新しい人にどんな人間になって欲しいか、新しい人に今の組織に何を注入してほしいかということをしっかり考えることが、文化づくりにつながっていくという話だったように思います。

 

次がさくらインターネット執行役員江草さんの話。
少し前に三重県を訪れたということで、そこで訪問したインフラ設備の魅力について熱く語られました。
変電所とダムの魅力についてたくさんの写真を交えながら語っていただきましたが、僕にわかったのはダムについてでした。
もちろんインフラの話だけでは終わらず、技術者グループで起こる問題、属人化についての話がありました。
マニュアルを作って工員としての技術者を育てると、数年経つとマニュアルが陳腐化し使い物にならない技術者ばかりが残ってしまうので、対策として、あ、対策を聞き漏らしてる。ダムのこと考えてたのかなぁ。
まあ確かどっちかに偏らず、職人気質の技術者・工員の技術者、どちらも生き残れる組織づくりをしようみたいな話だった気がする。

 

最後にはてなのシステムプラットフォーム部長の渡辺さん。
猛烈な速さのトークで情報量が多かったのですが、エンジニア育成についての話で、成長したいという意欲のある人を採用し、成長できるための環境をしっかり作っているとのこと。
具体的にはアウトプットの場所をキチンと作り、場所だけでなく、アウトプットのルールも作っている感じでした。
技術ブログを書いてブコメが200個つくとお寿司が食えるそうです(そこしか頭に残ってない)。
あとはてなインターンは技術畑に行きたい学生にはオススメだなと思いました。
はてなで行っている様々な開発環境を全て体験でき、アウトプットの場についてもしっかりフォローしてもらえ、これが一番だと思ったのが「技術が好きな仲間が増える」ということ。
渡辺さんの「正直インターン自体はコストや負担もあって大変なのですが、私達がインターネットから学ばせてもらったことを学生たちにも返していきたいという社会貢献的な意味もあります」という言葉にぐっと来ました。

 

セッション3:サービスと技術

BASEのえふしんさん(藤川さんと呼ばれずにみんなからえふしんさんと呼ばれてた)、LINEの和田さん、ビットスターの若狭さんのトークセッション。
皆さんがサービスを作るきっかけやこれからの技術、これから作りたいものがあるかについての話をされていました。
えふしんさんがモバツイで初級ヒットかましたのを見て和田さんはグヌヌってなってたという話が面白かったです。
しかしえふしんさんはえふしんさんでその後「二発目のヒットを打つ難しさ」的なものを感じたらしく、サービスが当たるかどうかは、ともかくバット振り続けていかなくっちゃわからんみたいな話になっていました。
またヒットしたサービスがインフラ化していくに従って技術以外の管理が必要になってくる難しさも話題に上がってきていました。
ここはグーグルのように完璧にシステム化するのか、日本的に人力で頑張るのか、アマゾンのように(?)機械化した人力で補うのか、企業としての工夫や色が出てくるのでしょう。
日本でサービスを開始すると日本対象にサービスが育ってしまうため、世界への展開が遅れてしまうというネックもあるという話も出ていて、どの方法も一長一短、何が最適なのか会場でも結論は出ていなかった気がします。

 

あ、あとエストニアは面白いって話を聞きました。(そのへんを調べてないのでここでは略)

 

セッション4:これからの働き方、新しい社会

ここの話がとても面白かった。
僕は技術畑の人でないので、ここで話された方々を存じ上げなかったのですが

というくらい強い人達だというのはよくわかりました。
超サイヤ人かな?


「これからの働き方、新しい社会」というテーマからはぜんぜん違う話をしているように見えましたが、実は皆さん一貫して勉強の仕方や生き方についての話をしており、つまり仕事と生活の調和が取れているというか、生き方そのものが仕事になっているというか、ライフワークバランスというのはまさにこういうことなんじゃないかと感じました。
まあ最先端の技術を常にキャッチして勉強をし続けているということは、もちろんその分エネルギーがいるんだろうけど、そのへん楽しんでやっている感じもあるし、ほんとすげぇなと言う感じでした。
でもまあ総括でいうとこんな感じ。

セッション5:技術と経営、経営者が考える働き方改革

いよいよ我らがはてなの栗栖社長の出番です。

ペパポの佐藤社長、はてなの栗栖社長、さくらインターネットの田中社長とよく考えるとすごいインターネットのかいしゃのひとたちが集まってますね!すごい!
テーマが働き方改革ということでめっちゃ硬い話になるかと思いきや、みなさん話し上手でとても楽しい話が続きました。
創業者からのバトンタッチの話や、老人会が喜びそうなインターネット初期のサーバの話などがあり、会場の老人たちからも笑顔がこぼれていたように思います。

 

このターンは結構長くて面白い話もたくさんあったのですが、一つ印象的だったのははてなうごメモの話。
はてなうごメモ3DSで作るgifアニメをつくるサービスで、僕は全然使ったことが無くて、そういえばちょっと前になんかパラパラ漫画みたいなのがはてなのサービスの横っちょに付いてたなと言う程度の認識でした。
で、サービス的にも赤字なサービスだったらしいのですが、最近はてなの会社に就職やインターンに、うごメモはてなに興味を持ったという学生が来ているとのこと。
任天堂Nintendo Laboもそうですけど、こういう若い世代などが最先端の技術やサービスで遊んで、やがて技術者となって帰ってくるのって、すごい理想的ですよね。
さすがはてな、やるやんって思いました。

で、締めで社長達が一言づつ言って締めたのですが、ここで面白かったのがモデレーターをしていたプレジデントオンラインの岩本さん。
「僕が頑張ってみんなが作ったITサービスむっちゃ広めるんで、みんながんばってプロダクト作ってください!!!」みたいに熱く叫んで終了となりました。

 

雑感

いやー、アツいなーと思いました。
ITエンジニアの方々、まあ会場でも結構静かでしたし、司会だけ丸滑り?みたいな感じだったのですが、懇親会でも、TLでも結構アツいアツい言っており、皮は冷たいけど肉はアツいんだなと思いました。
結構経営者の方もいらっしゃっていて、半分くらいは組織をどう作るか、チームをどう作るかという話が多かったように思うのですが「文化」というキーワードが頻出していたのが面白かったです。
一般の(?)会社では「社風」という言葉を使うことが多いのですが、文化という言葉もなるほどしっくりきますし、この使い分けはちょっと考えてみたいなと思います。

 

あと、個人的なことですがネットで久々にあった人、会いたいなーと思っててあってなかった人に会うことができたのが非常に良かった。
巨匠感あふれる感じになっていたしげっちさん、鹿児島ユナイテッドの徳重さん(もっとゴリゴリな人かと思ったら気さくで柔らかい雰囲気の方だった)、TUKUDDOの古川さん、Facebookで友だちになってたけど会ったことがなかった永田さん(フェリーで話したけどむっちゃ面白かった)などなど。
いや、やっぱりちょくちょく外に出ないといかんなぁと思いましたよホント。
あと、Twitterでつぶやきまくってたら会場の人らしき人4~5人とつながったけど顔がわからないので結局誰だかわからない人とのつながりが増えました。
この日に会っておかないともう二度と会う機会がない人たちだったのではと思っていますが…。

 

懇親会で物申してきた

肝心の物申しなのですが、懇親会の乾杯挨拶が栗栖社長で、タイミングよく社長のそばに陣取ることができました。
で、乾杯直後にグラスを合わせることができ、そのまま「実は昨日増田を立てたものですが…」と言ったところ「ああああーーー!ペロペロさん!?ちょっと写真撮りましょう!こんな人だったって社内に流します!」と写真を撮りました。

で、まあ件のブコメもすべて読まれているとのことで、僕の方からは予告どおり「増田とブコメはなくさないでください!特にブコメは、僕の承認欲求の場なのであれがなくなると自我が崩壊します」と訴えておきました。

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そんな感じでミッション完遂ですが、名刺交換し忘れてしまいました。
まあ写真撮ったから良いよね…。
ちなみに「木村さんはてなって会社知ってる?何してるの?」って聞いてきた社長さんはしっかり栗栖社長と名刺交換してました。
これが出来るビジネスマンです。

以上。※全然物申してなくてごめんなさい

 

追記

 

 

ブックマーカーはそんなに適当にブクマしていない

僕は常々はてなブックマークはとてもバランスがよいウェブサービスだなと感じている。

元の記事の属性に左右されず、割りかしバランス良く賛否の意見がつくことが多いからだ。

記事に対しての意見感想を胸にはてブを開いてみると、全く違った意見が連なっていて、新しい視点を得られることも少なくない。

 

しかしそんなはてブもネットリンチの巣窟と揶揄される事がある。

hagex氏の件でも、氏の活動自体がネットリンチを助長していたのではという意見が少なからず出ている。

正確にいうと、hagex氏ははてブをそこまでつけておらず、活動の中心は自身のブログなので、はてブ関係ないやんという事になるのだが、氏のウオッチ対象への記事はホットエントリになりやすく、そういう意味でははてブのネットリンチの中心地として見られてしまうのもまあわかる。

 

はてなブックマークはそのネットへの伝播力の大きさから、炎上への発端となりやすい。

また、何度か炎上したものは比較的叩いて良い物という雰囲気になるのも事実ではある。

ひとたび炎上しネガティブなブコメが沢山つくと、はてなーから総叩きにされている感は確かにあるだろう。

また一方で、hagex氏のように人気のあるブロガーはポジティブなブコメばかりが目立ち、不公平感を感じている人もいるかもしれない。

しかし、実際に大量にネガティブなブコメが付く場合でも、きちんと読むと建設的な意見であったり、単なる感想であったり、極端に酷い内容というのはそこまで多くない。(極端に酷い内容の場合は大概内容をきちんと読んでいないか誤読のことが多い)

また、たとえ人気ブロガーであっても、内容がおかしかったりすると、きちんと指摘が入るのでこの辺りは良いバランスだと思っている。

一番大きいのはこれらの声が、スターによってランキングされるものの、全てが平等に表示されるという事だ。

当然僕の倫理観にはそぐわないブコメが星を集めて居ることもあるが、それははてなが比較的フラットな状態に近いからだと思ってる。

 

もちろん炎上の当事者になるとこの辺りのコメントを冷静な心で一つ一つ精査するのは中々難しいのかもしれない。

多くのブコメが集まると、その一つ一つの意味でなく集団としての力を感じてしまうだろうし、一つ一つのベクトルが違う方向を向いていても、より声の大きい矢に目が向いてしまうのも仕方がない。

ツイッターよりもさらに短い100文字という制限もまたネックだ。

端的な言葉はやや冷たく攻撃的に取られる事が多いからだ。

以前、ネットで冷静な議論をするために贅言を省こうといった趣旨のツイートが出回った事があったが、僕はポジティブな贅言は必要以上に使った方が良いと思っている。

 

はてなブックマークに批判的な人も沢山いるし、中には無くした方が良いという人も居るようだが個人的には疑問だ。

はてブをなくしても、同じような記事やコンテンツへの意見交換は、ツイッターやその他snsへ場所を移すだけだと思うからだ。

そして、例えばツイッターフェイスブックは個人の嗜好が強く反映する情報フィルタがかかっている事と、拡散する側のバイアスが強くなるため、受け手が受け取り方を選ぶ事がしにくくなる事が予想できる。

どんな道具でも同じだが、使う人のモラル次第なわけで、使い方さえ間違えなければ、はてなブックマークは最強の集合知であると僕は今でも思っている(すみません、ちょっと持ち上げすぎたかもしれません)。

 

僕はブコメを高く評価しているし、僕のブコメもそれなりの品質管理を行いたいと思っているが、ずっとそうだったわけではない。

その昔、別のアカウントでブコメをつけていた頃は相当適当なことを言いたい放題だったのだが、そのうち差し込む感じのコメントやシニカルなコメントをつけるとスターが集まりやすいのに気がついた。

まあわかる。

誰だってビシッてこいつはクソだって言い切ってくれると気持ちいいからね。

でも差し込まれた方はどんな気分になるだろうと思ったとき、やめていこうと思った。

それから否定的なブコメが多く付いている議論系のコンテンツにはなるべく以下のことに気をつけてブコメをするようにしている。

  1. 強い流れが出来ていてその流れに賛同であればブコメしない(あえて数を増やさない
  2. 流れに賛同でも違う視点が入れられるようであればブコメする
  3. 特に意見が無いのであれば、流れと逆の視点でブコメする
  4. 断定口調で書かない

4はずるいのかなーと思うのだが、お前はこうなんだ!よりもお前はこうだと僕は思う、の方が僕も相手も追い詰められないのでハッピーだと思う。

なにより主語が自分なので責任の所在がしっかりする。

あ、ちなみに上記のマイルールは、あくまで議論系のコンテンツなので、普段のブコメをひっくり返して「てめーくだらないブコメしかつけてないんですけど!?」とキレられても困ります。

 

そんな感じで、僕は結構気を使ってブコメをつけているし、他のブックマーカーにしても、目立つ人ほどきちんと内容を読んで気をつけてブコメを書いているように感じる。

繰り返しになるが、はてなブックマークという場はネットでは珍しく双方の意見が(そのボリュームバランスも含めて)可視化され、他のブックマーカーや増田による監視体制もあり、声の大きい人に引きずられ過ぎない場だと思う。

ネットリンチははてなだけでなくネット社会全体の問題だと思う。

何をもってリンチとするのか、リンチされる側の問題は、具体的にどうすべきなのか、この問題は複雑だと思う。

そしてはてなこそこの問題をフラットに議論できる場で、はてなブックマークもその中で重要な役割を担うと思う…というのは流石に大げさか。

しかしまあ、はてなブックマーク無い状態で健全なやりとりがどのくらいできるのか、僕には想像がつかないんだよなぁ…。

 

そんな感じで、まあ、ブックマーカーのモラルを信じたいという話でした。

最後にモラルあるブックマーカーはどのようなブコメをするか一例を置いておこう。

http://b.hatena.ne.jp/entry/303813865/comment/pero_pero

HAGEX氏に会いたかった

半年以上も書いていないブログをまさかこんなことで書こうと思う事になろうとは。
HAGEX氏が刺されて死んでしまったらしい。
氏はつい最近少々危なげな界隈の記事を書いていたので、一瞬反社から刺客が飛んだのかとかなり動揺した。
しかし現段階での不確定な情報では、はてな界隈の某有名増田であるという見方が強いようだ。これはこれでやるせない。
ネットの向こうの気に食わない奴らを殴りに行こうという動きはそう珍しいものではなく死なない程度の事件はちょくちょく起こっている気がするのだが、今回のHAGEX氏の事件が件の増田によるものだとすると、そういった種類のものとは違っている気がする。
具体的にいうと、HAGEX氏はネットの向こうの気に食わない相手としてではなく、ネットの向こうの気に食わない連中の代表として選ばれたという印象を僕は受けた。
誰だかわからないがこの界隈の連中が気に食わないとなった時に、その界隈の中で目立って特定できる奴を狙うというのは、特定個人への怨恨とはだいぶ違う動機だと思う。
そして個人的な思想や資質を特定クラスタと結び付けて非難・揶揄することが多くなってきている昨今、この傾向は特定個人から受ける怨恨よりも深刻なリスクなのかもしれない。
もっともこれは全て件の増田が犯人だったとしての推論でしかないのだが。

 

ぼくはHAGEX氏と特に個人的な交友があったわけではない。
他のはてな界隈の人々と同じくIDとアイコンを認識したまにブコメを交し合う程度の仲である。
向こうもたぶんIDアイコンくらいは認識してくれていたのではないかと思うが今と為ればそれも確認できない。
6月に福岡でセミナーをするのは知っていて行きたいなとは思っていたのだが、なんかいろいろ活発に活動し始める雰囲気だったし、会う機会もそのうちあるだろう、という感じで忘れていたらもう会えなくなってしまった。
おそらくお互いに下種ポイントは合っていただろうし、話があったと思う。
ただただ残念だ。
みんなも会いたい人には早く会いに行きましょうね。

もう一つ、僕が以前HAGEX氏の本を読んでいて気になったことがあるのだがそれはまた別の話

 

ダンケルクがむちゃくちゃ不快だった話

ダンケルクがスゴイって言うことで見てきたんですよ。
いやほんとすごいねアレ。
すごく不快。
戦争映画としては大成功でしょう、アレだけ人の心をかき乱すのだから…。

 

で、何が不快かってことなんですが、一番は音ですね。


話ちょっと横にずれますが、リアリティのある映画と映画音楽ってちょっと相性良くないじゃないですか。
基本音楽って『観ている人』の気持を盛り上げたりするための効果があるので、リアルな状況で感情移入している最中に下手にBGMが入ってくると、ポーンといきなり観客席に戻されちゃう。
僕は軍人が銃で撃たれる系の映画が好きなのですが、音楽がリアルな戦闘中になるべく入ってこないで欲しい派です。


んで、ダンケルクはどうなのかって言うと、他のレビューでもたくさんかかれていますが、常に音楽が鳴ってる。
カチコチ言う金属的な打撃音をバックに(表に?)グリッサンド音とロングトーンで構成された、不快な不安感を煽る音楽がほぼ常に鳴ってるんです。
そしてこれが感情移入を邪魔しない素晴らしい挿入具合なんすよ。


映画『ダンケルク』 テーマ曲 - Supermarine

ね。こんな感じの音楽が常に鳴ってる。
遠くで鳴ってるパラパラ鳴る銃声的な音や、サイレンや船の軋む音に聞こえる管楽器のグリッサンド、効果音と溶け込んでむしろ臨場感があるというすごく不思議な音楽。
最初の方にものすごくこの音楽の印象的なシーンがあって、金管楽器がブゥワァーーってグリッサンドした音を飛行機の爆音が引き継いでキーーーンッて飛んで行くんですね。

こういう音楽か!こういう音楽か!ふええええええええってなりましたよ。

 

また効果音もいやーーーな感じの金属音をいやーーーな感じで使っているんです。

船が攻撃される時は、重たい金属のガコンッて音にビクンビクンするし、船底に隠れている時に銃弾が飛んでくるシーンは、カンッて音にビクンビクンさせられるし。

ドッカーンとかいう月並みな音よりも、金属が凹んだりめくれあがったりという音の方がリアルに痛い音がして嫌ですね。

 

だめ押しで、物語が陸1週間、海1日、空1時間という時間操作系クリクリ編集なのですが、これのお陰で最初から最後まで緊張感張り詰めっぱなし。

頭から終わりまでタイタニック沈没しっぱなし、ノルマンディ上陸しっぱなしですよ。

いやさ、プライベートライアンとかブラックホークダウンも大分緊張感あったけどさ、あっちはこっちも大分攻撃してるじゃん。躍動感あるじゃん。

ダンケルクは攻撃するよりもほぼほぼ追い回されてるわけで、そんな追い詰められていく緊張感みたいなのがずーっと続くわけで。
ずっと緊張感張り詰めてる最中に、例のカチコチBGMが小さい音量から少しづつ盛り上がり始めてピークでガツン!となって、一息着く間もなくまた小さい音でカチコチ鳴り始めてって感じでもうたまんないっすね。

 

そんな感じで上映時間が短いながら、ものすごく長く感じる濃密で不快な映画体験でした。

また観たいっすね。

 

で、そのあとお家で未見のインターステラー観たが、その感想はまた後日書こう。

真横で人が逮捕されていた話

 

昼間に、ちょっと自宅に戻る用事があったんですね。
マンションの前に車停めてシュッと中に入って取るもの取ってきて、ついでにポストに郵便物やらが来てたのでそれも取って。
で、車の中で郵便物をより分けながらふと横を見ると、マンションの脇の通路みたいなところに何かの検針をしにきましたみたいな格好をした男性が2人おったんです。

 

最初はふーんという感じだったのですが、良くよく考えると検針とかってだいたい一人で動き回るので、2人で来るのっておかしいですよね。
ははあ、これは検針というよりも、料金滞納しちゃってガス栓とか止めに来たのかなと思って見てると、二人とも中に入ろうとせずにソワソワしてるんです。
明らかに誰かを待ってる。
インフラの料金滞納だったらまずは元栓止めちゃえばいいし、いつ帰ってくるのかわからない住人を待つのとか相当不効率なはずで、あれれれ、これはひょっとすると借金取りじゃないでしょうか…。

 

とちょっとワクワクしながら、当然もう郵便物のよりわけは終わっていたのですが、何か大切な郵便物を読んでいるふりをしていたら、一瞬スッと二人の影が動いたかと思うと、いつの間にか二人の間に誰か別の人が座り込んでいました。
二人とも手は出しては居ませんが、座り込んだ人が逃げないように通路を塞いている感じです。
座り込んでいるのは髪が短い男性で、横目で見てもカクカク小刻みに震えているのがわかります。
「うわあああすみませんすみません」
借金取りに捕まったらそりゃあ怖いでしょう…と思いましたが、どうも様子が違います。
男の一人が腕時計をチラチラ見ていて、よく見ると手にはいつの間にか白い手袋をはめています(最初からハメていたのかもしれませんが)。
あれっ、この人たち警官じゃね?
こっそりウインドウをちょっぴり開きました。

 

「〜〜〜だね、認めるね」
何かを認めさせようとしています。
これはもう完璧に警察です、白昼の逮捕劇です、警察24時です!!!
不謹慎ながら、何が不謹慎なのかよくわかりませんが、僕の心臓は悪魔の鉄槌のように早くなっています。
座り込んでいる男の人はガクガク震えながら済みませんを繰り返すばかり。
まさか捕まるとは思っていなかったのでしょう。
しかし何をしたんだろう…と思っていると、もう一人が電話をかけ始めました。

「はい、今非常階段から降りてきたところで。合鍵を持って…云々」

えええ…なんかマンションに不法侵入したっぽい…?
かもたまたま侵入したとかだったら張り込みとかされないだろうし、ちょくちょく侵入してて、何かをやらかして、被害届が出されていたということ…?
衝撃の展開に大興奮です。
そしてダメ押しの一言…

「はい…カメラが…」
えっ、部屋にカメラ仕掛けて盗撮でもしてたの…?
カメラの単語以外が聞こえなかったので断定はできませんが、合鍵を作るということはやっぱり定期的にマンションに侵入していたということで、物取りとかじゃあなさそうです。
合鍵とか作るの簡単にできないだろうから、元カレがストーカー化したとか?
ひー。

横目でじっくり座り込んでいる彼を観察しましたが、格好は小奇麗、むしろ僕なんかよりも大分オシャレ感が。
そんな彼がボロボロに泣いて居ます。
逮捕=有罪というわけじゃないとはいいますが、多分現行犯、色々感慨深いものがあります。

 

長時間車停めているのも不自然になってきたのでカメラの下りを聞いた後発進させましたが、しばらくは今しがた見聞きしたものを整理するのに頭がおっつきませんでした。
いやぁ、逮捕現場ってああいう感じなんですね。
こわいですね。
ひー。

 

しかしこのツイート、実に嘘松っぽい。

それはさておき、これよく考えたら自分のマンションで不法侵入事件が起きていたという事実で。
ひー。

鹿児島に来たら可愛いフレンズとB級テーマパーク感がたまらない長崎鼻パーキングガーデンに行くべき

わーい、みんなフレンズなんだね、たっのしー!
流行りのネタにちょっと乗ってみましたがなんか違います。

 

さて、そんなわけで、以前から存在は知っていたものの中々行く機会がなく、ひょっとしたら一生行くことは無いのではと思っていた長崎鼻パーキングガーデンに行ってきました。
長崎鼻とは薩摩半島最南端の岬で、そこへ行く手前にある大きな駐車場に併設されて長崎鼻パーキングガーデンがあります。
以前情報誌のイベント情報を編集していた時に「チンパンジー園長と会おう!」「園内で原人(職員)を探そう!」みたいな手作り感満載のイベントを送ってきていて、正直「うわぁ…」と複雑な気持ちで載せていました。

ウェブサイトはこんな感じです。

長崎鼻パーキングガーデン 【公式サイト】


ね、手作り感が垣間見えてちょっと不安になってきますよね…。
しかし、ご覧になって分かるように写真にはめっちゃ笑顔で園内を満喫する人々が写っているので「ひょっとすると意外に楽しいのでは???」という疑念も湧いてきます。
そんな感じで怖いもの見たさもあってちょっと行ってみたいなとは思っていたのですが、山川って鹿児島市から1時間半くらいあるので、中々行く機会がありませんでした。

 

そんな思いを抱えつつ10年と言う時を超え降り立った長崎鼻パーキングガーデン。
感想を一言で言うとむっちゃ楽しかったのでみんな行くべきです!!!
それではその伝わりにくい魅力をできるだけ伝えられるように書いていきましょう!

 

魅力1:ものすごく動物と触れ合える

そもそも長崎鼻パーキングガーデンってどんな場所なの?
ということなのですが『動物と触れ合えるB級テーマパーク』だと思います。
触れ合える、に下線を引いてしまいましたが、本当に動物愛護団体の動向を気にしてしまうくらい動物との距離が近いんです!

 

例えば入っていきなりオウムが沢山のオウムの広場に通されるのですが、広角レンズのスマホのカメラでこのくらい寄れるくらい近いです。※むっちゃ威嚇されます

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しかも観てたらおねーさんが近づいてきて「腕に乗せてみませんか?」と腕に乗せてくれます。
あ、寝癖がついてる。

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ちょっとインコが嫌がってますが、どこかの子供の腕に乗っかってた時は上機嫌だったので僕の顔が嫌だったんでしょう…。

 

この日はなんとワオキツネザルとも触れ合えました。
ワオキツネザルはどんなやつかというとこんなやつです。

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ね、これも近いでしょう。
望遠レンズ要らずです。
なんと手から直に餌をやることができました。
野生味とか動物のストレスとか倫理的なことは置いておきましょう。

 

他にもポニーとか

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ニシキ蛇とかと触れ合えます。

f:id:pero_pero:20170405084654j:plain蛇かわいそう?そうかもしれません。

 

こんな感じでさまざまな動物が実際に触れることができたり、ものすごい近い距離で見ることができます。
ちなみに犬もいますが、僕が行った時はなぜか檻の中で触れ合えませんでした…。

 

魅力2:ものすごいB級感

入っていきなりのところにある広場がこれなので、初めて入る人は不安になるかもしれません。

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たしかにアロエ開聞岳なのだけれども…。
僕の個人的な「B級テーマパーク」の定義は「突っ込みどころが多い」です。
長崎鼻パーキングガーデンには、このようなツッコミどころのある物が園内の至るとことに設置されているんです!!

 

これは思い思われの丘と言って、手前の方にある丸石にマジックで願い事を書いて丘の上に置くと願いが叶うとか叶わないとか…。
ご利益があるかどうかはわかりませんが、結構多くの人が石を置いていっているので、何らかのエネルギーが働き始めているかもしれません。

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海側に行くと抜群のロケーションなのですが、唐突にトラの置物が置いてあったりします。
ゆ、ゆるい…

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地元の土木業者の方か、もしくはスタッフの人が一生懸命作った感があります。
すごい…。

 

そして唐突に森のなかに現れる「のぞくな」の文字。

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のぞくと…

 

↓ 

 

 

 

 

↓ 

 

 ↓ 

 

f:id:pero_pero:20170405091046j:imageVOW(古い)で見たやつやーーーーー!!!※予想道理ですね

いるか?これいるか???

 

こんな感じで突っ込みがいのあるオブジェクトが園内の至る所にあります。
まだまだあるのですが、ぜひ実際に行って見ていただきたい。(出オチなので全部紹介できないとも言う)

 

それから30分おきくらいに園内で動物ショーがあるのですが、

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えっと、なかなか面白いです。

 

魅力3:動物の種類が意外に多い

おそらく運営は公営でないと思うのですが、やたら沢山の種類がいます。

昔はフラミンゴを結構押してた気がします。

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ふつーにその辺にいます。

猿は色んな種類がいます。
これは名前忘れた。

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これも名前忘れた。

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なぜかナマケモノも。

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鹿

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やぎ。嬉しそう。

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魅力4:ロケーションが素晴らしい

ツッコミどころの多い写真ばかり選んでしまいましたが、実は薩摩半島最南端だけあって抜群のロケーションです。
さつま富士と言われる開聞岳が一番きれいに見られると自負するだけ合ってこのロケーション。
ちなみに山川は概ね畑だらけなので、まあどこからでも開聞岳はきれいに見ることができると思いますが。

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園内には様々な植生が見られ、ダイナミックな木々の間を歩くだけでも楽しいです。

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結論:砂蒸しとセットで是非行くべき場所!!

鹿児島の見どころといえば一つは指宿・山川の砂むし温泉。
山川の砂蒸しなら7〜8分、指宿からでも15分程度の場所ですので、薩摩半島の下の方へ観光に行く際はぜひぜひ行ってみることをおすすめします!!!!
ついでに山川のお魚センターみたいな所でお魚を食べようね。

 

あ、多分雨天に行くとすごく悲しいと思うので晴れの日が良いと思います。

ラ・ラ・ランドの感想

話題のララランドを観たので感想を書く。
以下、ネタバレをたくさん含むと思いますので未見の人は注意しよう。

 

 

主人公のワンショットから暗転しエンドロールが流れ始めた時、自分の過去を反芻し始めた自分に気がついた。
ラストのモンタージュのように、かつて出会った色々な人達との「もし」「ひょっとしたら」「あの時」がパラパラと頭のなかに湧いて出てきて、なるほどこれは面白い映画だなと思った。
大体の映画のエンドロールでは、その映画のストーリーを反芻したり、映画が終わったその先の事を夢想したりが殆どで、自身の事を振りかえることなどあまりないからだ。
おそらく同じような感覚を抱いた人も少なからず居るのではないか、だからこそこの映画はココまでヒットしたのではないかと言うのが僕の個人的な分析だ。

 

正直言うと、映画の途中までは期待はずれだった。
ストーリーはヒネリのないどストレート。
先の先まで見通せる展開は、悪い意味で全然安心して見ることができる火曜サスペンスのようで、何故これが大ヒットしたのか全然わからなかった。
評判のミュージカルシーンも最初のスペクタクルショーでワクワクしたのに、本筋に入ったらミュージカルはどんどんトーンダウンしていき、ただの恋愛ドラマになっていく。
いろいろオマージュはあるっぽいのは分かるのだけど、サウンド・オブ・ミュージックレ・ミゼラブルくらいしかミュージカルを観たことがない、予備知識ゼロの僕にはさっぱりであった。

 

だがしかし、だがしかし。
あの最後の展開、あのラストシーンで、ああなるほどと唸った。
これが見せたかったのか。
多くの大人たちが持つ「あの時、別の道を選んでいたら」というほろ苦い思い出をいきなり掻き起すために、安心して見ることができる「恋愛ドラマあるあるネタ」的な舗装道路をラストまでズルズルと敷いていたわけである。

 

ラストのセブの表情をどう見るかで、この映画の評価もまただいぶ変わってくるのかもしれない。
僕は個人的に、セブがずっとミアを想い続けていたというのには否定的だ。
離れて5年、ニュースを全く見ないわけじゃないし、おそらく結婚したことだって知ってるはずで、彼女を目にして彼が狼狽したのは不意に目の前に現れたからだろう。
最後の感傷的なピアノ、そしてなんとも言えないさみしげな表情は、ミア個人に対するものというよりも、空回りしながらも楽しく過ごしていたあの日々を追懐してのものではないだろうか。
セブもミアも自分たちの選択に後悔していないし、今の自分の生活にはキチンと満足しているはず。
それでもなお、昔の自分が追いかけて走っていた思い出の欠片が目の前に突然現れたら、あの時本当はあったのかもしれない別ルートを思い描かずにはいられない。
そして、それもほんのひと時のことで、セブもミアも次の瞬間には自分たちの日常へ戻っていく。

 

おそらく僕達も、この映画の雑多な恋愛ドラマや夢を追うストーリーで、過去の自分が追いかけていた思い出の欠片を強制的に想起させられているのだろう。
ストーリーや演出にツッコミどころが多い中、共感者続出なのはそういう仕組でつくられているからなのではないだろうか。
おそらく生活の基盤が変わった折にもう一度見るとまた感想が大きく変わる映画っぽいので、4〜5年後に見るのが楽しみである。
いや、術中にはまってしまっただけなのかもしれないが…。

 

その他気になったところ

ミア役のエマ・ストーンは可愛い。
アメリカの方ではこういう可愛い系の顔はそこまで人気ではないような気がするが、かわいい。
正直中盤まではエマの魅力だけで見ていた。


面接でミアが歌う「愚かな夢追い人に、乾杯を」はとても素敵。
冒頭の長回し以外のミュージカルシーンでは唯一グッとくるシーンだと思う(個人的感想)。

 

冒頭のミュージカルシーンは凄いけどカメラぶん回し過ぎで酔いそう。
ロングカットが多いようにみえるけど結構上手にカットして繋げてる感がある。

プラネタリウムのシーンは正直笑いそうになった。

 

以上